ミニュチュアハウス-昭和30年代(アートボックス)
来た~!円広志さん
人形遊びが好きだった小さい頃から裁縫を習い、ものづくりの基礎を学んでいた宮原1丁目・主婦 田中加代子さん。
陶芸・アート盆栽・袋物など多趣味。
そんな中で、誰もが関心を寄せるのが昭和30年~40年頃の玄関先や食卓、台所を緻密に再現した 「ドールハウス」 の作品。
13年前に専門家に学び、今では田中さん独自の世界を創り上げている。
木と粘土と絵具を駆使して、昔懐かしい日本の家並みの玄関先から部屋の中にあるさまざまな道具まで本物そっくりに仕上げている。
田中さんの幼少の頃の記憶や雑誌・資料本から参考にしてつくった。
その一つひと
つが、まるで飲食店の店頭を飾る蝋細工のように緻密で形、色とも本物に近づけている。
作品の中にストーリーがある 。
しかも、買い物から帰ったばかりで、コタツの横に置いた買い物袋からみかんが転がっていたり、トイレに慌てて入ってスリッパが片方ひっくり返っているなど作品にストーリーIを持たせているのが見どころ。
近所にある三国本町2丁目・フリマBOXとして知られる 「アートボックス」 に唯一展示しているが、ここを訪れるお年寄りの中には何も言わずにただじっと見つめながち涙ぐむ場面も。
一方、先日テレビクルーが取材に訪れ、店と田中さんの作品が注目された。
リポーターで歌手兼タレントの円広志さんは、まず店内を見渡し季節にあわせた手づくり作品や店内の奥のコーナーで定期に開いている手づくり講習会などを見学。
「文化発信の場やね」 と感想を語った。
そのあと、昭和の懐かしい暮らしを表現した作品に着目。田中さん
の自宅も訪れて、 「小さい頃こんなんやったなぁ」 と作品を手にして感心しきりだった。
取材の様子は、10月27日(月)~29日(水)の間の日程で、関西テレビ放送の朝の人気番組「よ~いドン」の 「となりの人間国宝さん」で紹介された。
なお、田中さんの作品を見たいというお年寄りのために福祉施設に限って、展示貸し出しを始める。
詳細と作品についての問い合わせはアートボックスTEL 06-6392-2885
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