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2009年2月 3日 (火)

東淀川高校吹奏楽部

大阪府立東淀川高校吹奏楽部が新大阪ライオンズクラブからの招きでゲスト出演したパーティ会場で、同校の校長・齋藤裕さん(54歳)がコントラバスの楽器で友情出演して話題になった。

特設ステージでは生徒たちと一緒に映画音楽やアニメソングなど8曲を披露し、来場者から暖かい拍手が贈られた。

 高校時代に吹奏楽部でトランペットを担当していた斎藤校長。

大学に進んでからはオーケストラに所属し、かねてより興味のあったコントラバスを手に練習に励んだ。

その後もプロ奏者に入門して腕を磨き、大学卒業後は数学の教師として教壇に立つかたわら趣味としてコントラバスを弾き続け約25年間、アマチュアオーケストラの演奏会に参加してきた。

 しかし、教師生活を25年間勤めた後に勤務した教育委員会では多忙をきわ
め、いつしかコントラバスの弦を弾くことから遠ざかっていた。

再び弦を弾くようになったのは、昨年に同校の校長として赴任してから。

吹奏楽部のメンバーにコントラバスの弾き方をアドバイスするうち、5年ぶりに手にコントラバスの感触が戻ってきた。

「学生時代に体感したバンドメンバーとの一体感により奏でる『響き』を思いだしました」と苦笑する斎藤校長。

 昨年は新大阪ライオンズクラブから依頼を受けて、吹奏楽部が演奏を披露する交流が持たれた。

また昨年暮れに吹奏楽部に打楽器のシロフォンが寄贈される話が持ちあがり、楽器のお披轟目をかねたクリスマスパーティーが企画された。

こうした経過に「感謝の気持ちを添えたい」と、斎藤校長からの申し出によりコントラバスを加えた吹奏楽部メンバーとの共演が実った。

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 大阪府立東淀川高校吹奏楽部の金管を受け持つメンバーが、このほど開かれた第35回大阪府アンサンブルコンテスト(大阪府吹奏楽連盟・朝日新聞社主催)の高校の部に川場し金賞を獲得した。

同校では、メンバー構成は追うものの2年連続の快挙となった。

 コンテストは昨年12日23日に大阪府立青少年会館文化ホールで開催。

今回出場したのはトランペットやトロンボーン、ホルンなど金管楽器を担当する8人で、エドワード・グレグソン作曲「スリー・ダンス・エピソード」を奏でた。

結果、、府内から75チームが参加したうち、金賞に選ばれた25チーム内に入った。

メンバーらは「受賞は信じられないくらい嬉しかった」と大喜びだった。

 同校の吹奏楽部は、現在1~2年生を対象に男女28人の部員で構成。

吹奏楽部の顧問を引き受けて中国一Iになるという小川隆裕さん(34歳)の指導のもと、毎月3時間はどの練習に励んでいる。

今回のコンテスト出場にあたっては、事前に楽器のパート別に3チームに分かれて部内で互いの辞を聴き合う遇考会を実施。

結果、金管八重奏のメンバーがコンテストにのぞんだ。

 「普段の練習どおり落ちついた、いい演奏でした」と、金賞を獲得したメンバーを評価する顧問の小川さん。

次は吹奏楽都全員が出場する5月に控えた定期演奏会を目標に、メンバーらは練習に日々努力を重ねている。

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