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2009年3月11日 (水)

伝統文化いけばな子供教室

 Ikebana

日本の伝統文化の一ついけばなを、子どもたちの感性で創作した発表会がこのほど淀川区民センターで初めて開かれ、会場は親子連れでにぎわった。

 淀川区地区伝統文化いけばなこども教室に適う小・中学生の子どもたちが、季節の草花を取り入れて12回にわたって学んだ色とりどりの作品を並べた。

文化庁の委託事業として実施している同教室実行委員会(代表/青木豊久さん)が主催したもの。

会場では、子どもたちのいけた作品に見入るお父さんやお母さんらが熱心にカメラに収めていた。

また「孫から、いけばなをプレゼントしてもらいました」と目を細める人たちも多数来場した。

子供たちの感性を活かす

 淀川区では4つの区域に分かれて区民センターを中心拠点にして小・中学生を対象にいけばな数室が開かれている。
会員数は、全体で約150人。毎回土曜に実施しており、一人が12回(花代のみで6000円)の内容で受講。

はさみの持ち方やいけかたの基本、季節の花の知識などを学ぶ。

 文化庁では、財団法人伝統文化活性化国民協会(会長・理事長/平山郁夫さん)に委託して全国の子どもたちを対象とした「伝統文化こども教室」の事業を平成15年度から実施。

邦楽や日本舞踊、茶道など日本の伝統文化を子どもらに体験、修得してもらうことで「伝統文化を次世代に伝え残していく」目的を持つ。

各種団体が申請して全国で各種教室が開かれている。

 そのうちの一つ、いけばな教室(小原流)を淀川区で推進して5年目になる代表の青木さんは「花を曲げたり傾けたりと、自主的に工夫を重ねる子ともたちの感性を今後も活かしていきたい」と話す。

 今年度は6月~平成22年2月まで実施。
教室への受講者は、「毎回キャンセル待ちが出るほど」の人気ぶりだという。
受講についての問合わせは青木さん。TEL O6・6309-2324

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