ドリカムスクール(夢に向かってチャレンジ)
「夢を描きチャレンジする力をはぐくむ」をテーマに体験学習の場を進めている,NPO法人日本教育開発協会(JAE)が、このほど十三小学校で「ドリカムスクール」を実施した。
対象となった小学5年生の児童約30人は、福祉や住環境に関する体験を通して将来への目標を掲げることや仲間と共有することなどの大切さを学んだ。
同スクールでは淀川区をモデル地区に、小中学校を対象に4年前から「夢を実現するための学習」を広げており、同小で6校目にあたる。
今回の学習は1月14日~2月6日までの期間、「自分と社会」「夢に向かってチャレンジする」などの主要内容に基づく5回分のカリキュラムで実施。
前半では淀川区社会福祉協議会の協力で、ひじにサポーターやおもりを付けたスリッパを用いて「高齢者擬似体験」。
お年寄りや身体が不自由な人たちへのいたわりを持つ心を学んだ。
後半では、大和ハウス工業の全面協力で地震に強い防災住宅の見学やグループごとにまとめた「夢の家」を発表しあった。
児童らの自主性をつくるキャリア教育を積極的に推進している同小の志村光司校長は、「頭の勉強も大事ですが、いろんな専門分野の人たちと接する中で、日ごろ経験し得ないことを見て聞いて体験することで自主性が芽生えてくれることを願っています」と話している。
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